リバプール、今日の移籍情報(現地時間8月30日)
いよいよ日本時間で明日の朝6時頃で移籍市場が閉まりますね。毎年、移籍市場が閉まる直前には駆け込み移籍が相次ぎ、サプライズ移籍も多く発生しています。
アレックス・オックスレイド=チェンバレン
リバプールも今日、やや意外な選手の加入が発表されました。アーセナルのイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンです。
5年契約、移籍金は£3,500万です。Alex Oxlade-Chamberlain is a Red. 🔴 https://t.co/avwkxcEtPt pic.twitter.com/dQQvHcMixB— Liverpool FC (@LFC) 2017年8月31日
以前からリバプールの獲得候補として挙がっていましたがずっと進展がなく、しかも昨日の時点でメディカルチェックが済んでチェルシーと合意と報道が出ていました。
ですので、このままチェンバレンはチェルシーに加入するものだとばかり思っていました。
ところが、急転直下でのリバプール移籍に驚きました。
メディカルチェックとクラブ間合意まで済んでいたチェンバレンに何が起こっていたのでしょうか?
チェンバレンがリバプールを選んだ理由
チェンバレンがチェルシーとの契約を拒否し、リバプールを選んだ理由。それは、移籍した後に自分がどのように起用されるのかに対して不満を感じた為、チェルシー移籍を拒否した理由と言われています。
チェンバレンは、アーセナルが3-4-2-1を採用して以降、左右のWBで起用されていました。
チェルシーのアントニオ・コンテ監督も、チェンバレンを獲得したら右WBで起用しようとしていたようです。
しかし、チェンバレン自身はWBではなく、中盤の中央(CMF)として使われたいと思っていた為、また同じようにWBで使われるチェルシー移籍を拒否し、リバプールに移籍したと言われています。
また、この急転直下の移籍決断には、クロップ監督の存在も大きかったようです。
クロップ監督は若手選手の抜擢と育成の手腕に長けています。
フィルミーノやマネ・コウチーニョなど、若手選手達がクロップ監督のもとで選手として大きく飛躍していくのを目にし、自身も同じようにクロップ監督のもとで選手として大きく飛躍したいと願っていたと言われています。
起用方法とクロップ監督の存在、それがチェンバレンがリバプール入りを選んだ理由であるようです。
クロップ監督が実際に中盤の中央で起用するかどうかは分かりませんが、WGも中盤もこなせるチェンバレンの加入は大きいです。
これでサラーとマネ以外に頼れる控えのいなかったWGの層拡充に成功したといえると思います。
ディボック・オリギ
フランス・リーグ1のASモナコMFトマ・ルマール獲得の為に、金銭+ローン移籍として組み込まれていると報じられていたベルギー代表FWディボック・オリギですが、ドイツ・ブンデスリーガのVflヴォルフスブルクへの1年間のローン移籍が決定しました。なお、このレンタル移籍移籍には18年1月にリバプールがオリギを必要となった際には復帰出来るという条項が付いているとのこと。また買い取りオプションは付けていないとのことです。Good luck, @DivockOrigi!— Liverpool FC (@LFC) 2017年8月31日
Striker joins Wolfsburg on season-long loan: https://t.co/S4MDA3FffX pic.twitter.com/Z4oLyMBUVe
昨シーズンはスターリッジの怪我もあり、フィルミーノに次ぐCFの2番手として7ゴールを挙げていたオリギ。Liverpool insisted on a clause allowing them to recall Divock Origi from Wolfsburg in January if necessary— paul joyce (@_pauljoyce) 2017年8月31日
ですが、今シーズンはCFの序列がフィルミーノ・スターリッジ・新加入のソランキに次ぐ4番手扱いとなってしまい、ベンチ入りすら出来ない試合もありました。
来年にワールドカップを控える代表選手として、また若手選手である事もあり、シーズンを通してレギュラーとして活躍できる舞台を選んだようです。
昨シーズンには選手のやり繰りに苦労していた時に貴重なゴールを挙げていたオリギ。
彼の活躍があったからこそ、今シーズンチャンピオンズリーグ本戦出場を果たすことが出来たともいえると思います。
今シーズンはヴォルフスブルクでシーズンを通して活躍して経験を積み、一回りも二回りも大きくなって、またリバプールに戻ってきてくれる事を願っています。
頑張れ、オリギ!
トマ・ルマール
昨日ブログで獲得に近づいたのではないかと書いていたASモナコのMFトマ・ルマールですが、オリギのヴォルフスブルクへのレンタル移籍決定がこの段階で決まったということは獲得のハードルは高まってしまった可能性があると思います。個人的見解ですが、ルマールはWGの層拡充の為に獲得に動いていると思っています。
ですが、WG起用も可能なチェンバレンを£3,500万で獲得しました。
ただでさえASモナコの要求額が高く、最初にオファーを出した金額に上乗せして再度オファーをしていた所に、チェンバレンの獲得、£3,500万の支払いという要素が絡んできました。
移籍期間ギリギリのタイミングで狙っていたターゲット2人の内の1人と言われていたルマールですが、チェンバレンの獲得で資金的に獲得が難しくなったこと、リバプールのメンバー構成的に獲得の緊急性が下がったこと、この2つの理由によりルマール獲得は見送るのではないかと個人的には考えています。
それだけ、チェンバレンを獲得出来たということは、リバプールにとってもイレギュラーな出来事だったのかもしれません。
フィルジル・ファン・ダイク
今もって今夏のトップターゲットであるサウサンプトンCBフィルジル・ファン・ダイク。リバプールファンの間では、先日リバプールの空港に到着した飛行機が、以前にファン・ダイクがtwitterに投稿した飛行機内でくつろぐ投稿の飛行機と同じで、しかもその飛行機から降りてきた人物を載せた車がリバプール所有の車だったため、ファン・ダイクが来たのではないかと噂になっていました。(しかも、その車がロバートソン、サラーを載せていた車と同じだったとか)
未だにサウサンプトンは売るつもりはないという姿勢を崩していませんが、最後の最後まで望みを捨てずに明朝を待ちたいと思います。Liverpool twitter is going absolutely crazy today. #VirgilVanDijk pic.twitter.com/IV3CJGI7vS— DEADLINE DAY (@PurelyFootball) 2017年8月29日
最後に
今年もリバプール以外にもアーセナルやバルセロナ、パリ・サンジェルマンなどが駆け込み移籍を起こす可能性が高いです。明日の朝、どのような移籍が行われたのかを目にするのが楽しみです。
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