今度こそ優勝をと臨んだ昨シーズンは、FAカップこそ優勝したものの、肝心のリーグ戦は不安定な出来に終始。
サポーターからはベンゲル監督の解任要求まで出るなど、ベンゲル監督のシーズン終了後の去就が注目されたものの、契約延長となりました。
これまでベンゲル監督といえば、4-2-3-1や4-1-4-1など4バックを用いるのが代名詞ともいえましたが、昨シーズンは後半途中から3-4-2-1へとシフト。見事にFAカップ優勝を飾りました。
また、新戦力ジャカが次第にフィットし、中盤の底から巧みなゲームメイクを見せ、負傷離脱したカソルラの穴を埋めてみせました。
代名詞ともいえた4バックから3バックを用いた事で、今シーズンは自らの理想よりも結果を求める現実主義へと舵を切る可能性があるかもしれません。
-強化した点-
毎年の様に怪我人が続出するアーセナルに於いて、昨シーズンも怪我人が続出し、やり繰りに苦労したディフェンス陣に、左WBとCBにハイレベルで対応可能なセアド・コラシナツをシャルケからフリーで獲得。
サンチェスの去就が不透明なCFには、リヨンから一線級のFWであるアレクサンドル・ラカゼットを獲得しました。
また、昨シーズン次第にフィットしていったジャカが、今シーズンは最初から戦力として計算出来ますし、機能した3-4-2-1がシーズン最初から使える点もポジティブな要素といえると思います。
-不安な点-
右WBを担当するチェンバレンが、来夏で切れる契約の延長を拒否しており、退団しそうな点が気掛かりとなっています。
また、昨シーズンのエースであるサンチェスの去就も不透明となっており、こちらも不安を残しています。
万が一に備えて新戦力を確保しておきたい所てすが、獲得を狙っているレスターのマハレズやASモナコのルマールなどでサンチェスの穴が埋まるかどうか不安が残るだけに、サンチェスを残留させられるかがポイントとなる気がします。
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