優勝請負人と噂されるモウリーニョ監督の招聘やフリーで手放したポグバを1億ユーロを超える金額で買い戻したり、大金を費やして大型補強を行ったりと、昨シーズンはシーズン開幕前から話題となりました。
しかし、話題をさらったシーズン前に比べて、リーグ戦は不安定な戦いに終始。肝心の試合内容も、充実した戦力に見合わぬ退屈とも揶揄されるサッカーに終始し、しかも結果も伴わないなどサポーターにとっては不満の残るシーズンとなってしまいました。
最終的にEL(ヨーロッパリーグ)優勝を果たし、CL(チャンピオンズリーグ)出場権を手にした事で、クラブにとって最低限の結果は残したと思います。
-強化した点-
昨シーズン同様、今シーズンも大金を投じて戦力補強を敢行。
昨シーズン大車輪の活躍を果たすも、シーズン最後に重症を負い退団したイブラヒモヴィッチに変わり、エバートンからロメル・ルカクを獲得。
不安定だったCBに、ベンフィカからヴィクトル・リンデロフを獲得。
最後まで適任者が見つからなかったアンカーに、チェルシーからネマニャ・マティッチを獲得。
センターラインの補強を行い、チームの骨格がしっかりと固まりました。
-不安な点-
不安のあるポジションをピンポイントで補強した為、現時点に於いて不安とよべるべきポジションはないと思われます。
ただ、敢えて挙げるとすれば、昨シーズンも適任者が見つからなかった左SBに、現時点で補強がなされていない点が気掛かりです。
-余談-
また、これは戦力全体を見渡してではなく、極めて個人的な意見なのですが、一番の不安な点はモウリーニョ監督がどの様な戦い方を目指しているのかが明確に分からない点です。
これまで率いたチームでの戦い方と戦力からから判断するに、ポゼッション志向ではなくカウンター志向の戦い方であろうとは思います。
ですが、カウンターで攻める際に、どの様に攻めるのか?ルカクにロングボールを送るのか、ポストプレーをさせるのか?サイドに素早く展開して攻めるのか?
どちらにしても、それらの戦い方を選ぶとして場合に、中盤の選手達がその戦い方に適した選手だと思えないのです(特にアンカーを除いたCH)
ポグバやフェライニ又はエレーラは、どちらかと言えば攻撃に特徴のある選手たちだと思います。
その為、カウンター攻撃を志向するならば、適材でないと考えています。
この点が個人的には一番不可解で、モウリーニョ監督がどの様に戦うのかに注目しています。
関連記事
プレミアリーグ展望予想
2017-2018シーズンのプレミアリーグの展望を予想してみました。 I prefigure to England Premier League 2017-2018 season.
スポンサーリンク
スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿
サッカーと無関係な内容や公序良俗に反する内容、スパムの投稿はお控えください。