浦和レッズの惨状・・・
酷い事になってますね、浦和レッズ・・・基本的に前輪駆動型のサッカーをするチームで、
失点しても得点数を稼げば良しみたいなチーム構成なので
(3バックの両サイドDF,両WB,3人のFW)
ある程度の失点は、まぁ仕方がないです。
ですが、今はあまりに酷い。
問題点
ずっとあのやり方でやっているので、相手に対策を練られたからという面もあるとは思います。しかし、見ていて個人的に感じるのは
守備面
1.チームとしてどこからボールを奪いに行くのかが見えない
2.守備の時は両WBが下がって5バックになる為、中盤がスカスカ
3.クロスを上げようとしている相手に対して、ボールを奪いに行かず、ただマークに付くだけでクロスは中で跳ね返す
4.その結果、クリアしても中盤がスカスカな為、ルーズボールを拾われる
攻撃面
1.サイド攻撃を両WB(関根と駒井)の個人技による突破に依存
2.攻撃時に両WBと3FWが前線に並び5TOPになり動かない。その為、前線に人はいるけど流動性がなく、相手もマークしやすい。
3.攻撃時に中盤がスカスカな為、両サイドDFが上がってくるから後ろに人がいなさ過ぎる。
4.これらが複合的に絡んで、ボールを奪われると一気にカウンターで被弾
ずっとこれが続いている感じなんですよね・・・
しかも、監督はプランBを持っておらず、選手交代も毎回同じ。
確かに浦和レッズのサッカーはツボにはまれば大量得点で勝つ試合があります。
でも、べトロヴィッチ監督の3-4-2-1システムのサッカーは、もう少なくともJリーグでは通用しないと思います。
通用したとしても、圧倒的な個の力の差が相手の組織を凌駕した時だけ。
それも昨シーズンの様に、まず浦和レッズが失点をしないサッカーがベースにあればこそです。
個人的見解
正直な話、昨シーズンに優勝出来なかったペトロヴィッチ監督は、今シーズンのチームとしても方向性の向け方を誤ったと思います。相手陣内で全てを戦うサッカー
こんなの世界中どこを見渡したとしても出来るチームなんてないと思います。
マドリーやバルサだってバイエルンやユーベだって無理です。
そもそも優勝するチームというのは失点が少なく守備が強固なんですよね。
それをペトロヴィッチ監督は忘れている。
昨シーズンの良さを全て消してしまい、更に前輪駆動型サッカーにしたから全ての歯車が狂ったと個人的に思っています。
昨日(2017年7月5日)の川崎フロンターレ戦の後、サポーターに囲まれて「次のアルビレックス新潟戦から連勝出来なかったら、自ら辞める」と発言したとの事ですが、正直厳しいと思います。
あの面子で他の監督になっても(前サンフレッチェ広島の森保監督以外は)チームの立て直しは厳しい。
個人的に考える打開策は、堀コーチの内部昇格しかないと思います。
これまてに築き上げたペトロヴィッチ監督のサッカーを瓦解してイチから作り直すのは個人的は愚策と思っています。
ならば、実際にコーチとして携わってきた堀コーチに後を託し、問題点を解決しつつ少しずつ堀カラーを出していく方向がベターかと思います。
まずは、次のアルビレックス新潟戦の結果と内容を見てみようと思います。
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